適応障害の発症に大きく関わるストレス│病気生活からの脱出

障害のサイン

笑顔の看護師

様々な症状

適応障害には特徴があり、症状は情緒面と行動面に分かれていいます。情緒面は、1つの出来事に対して、全く気にしないという人もいれば、すごく気になるという人もおり、同じ出来事でも、感じ方は人によって違いがあります。人は気になった事をどんどん増幅させる傾向があります。例えば、不安を大きくしてしまったり、怒りや緊張が増幅してしまうなどがあります。これが、適応障害が起きる原因の一つになるのです。また、神経が過敏でちょっとしたことで反応したり、とても涙もろくなっている場合も該当します。行動面は、怒りが増幅すると、周囲に対する扱い方が乱暴になります。例えば、物を壁にぶつけて壊してしまったり、とても乱暴な車の運転をしたりなどがあります。他にも無断で授業を欠席してしまったり、喧嘩をして騒動を起こしてしまうという行為が見られます。情緒面と行動面で適応障害が発生してしまうのは、主に真面目に物事に接したり、几帳面に行動している人ほど多いと言われています。このような人はとても神経質な面を持ち合わせているので、適応障害を発症しやすいのです。

発症している人数

どれぐらいの人が適応障害を発症しているかは、ヨーロッパの調査結果によって判明しています。それによると、人口の1%が適応障害に発症しているそうです。また、日本では末期がん患者のうち16.3%の人が適応障害を発症していると言われています。さらに、最初は適応障害と診断された人が5年後に鬱病とされるケースもあり、こちらの確率は40%以上となっています。適応障害を発症する確率は多くはないとはいえ、自分は大丈夫という油断を持っては駄目ですし、社会的機能に支障を来たしてしまうことにもなるので、少しでも発症の疑いをお持ちになられていたら、症状が悪化する前に克服出来るよう努力することが大事になります。

原因をハッキリする

適応障害はストレスによって発症することは先に述べましたが、このストレスが起きる原因をハッキリして、その原因を無くすようにすれば最終的に適応障害を克服することが出来ます。ただ、原因を無くすといっても簡単ではありません。場合によってはストレスが起きるのを防げなかったり、なかなか原因を無くすことが出来ないこともあるからです。でも、なかなか無くすことが出来ないからといって諦めてしまうのはいけません。そのまま放置すると取り返しのつかない事態に発展してしまう可能性があるので、まずご家族の方に打ち明けて治療に専念することが、適応障害を克服する第一歩になるのです。