適応障害の発症に大きく関わるストレス│病気生活からの脱出

理解するという治療法

三人の医者

甘えではない

適応障害はどんな人でも発症する可能性があるもので、鬱病とも関わりがある病です。上手く社会に馴染むことが出来ない、仕事が出来ないことが苦しい、そういったことで悩む方は多く、その割に社会的にまだまだ認知されていないのが、この病の厄介な所です。まず適応障害だと診断された時は、自分自身が「これは病であって甘えではない。」ということを強く自覚する必要があります。社会に適応出来ない苦しみや悲しさ、疎外感はその場に置かれた人間でなくては分かりません。まずは家族や友人、恋人などに自分の置かれている状況を話してみましょう。もちろんカウンセラーや医師でも構いません。自分の気持ちを理解し、病の克服を応援してくれる仲間を作るところからまずは初めてみましょう。これが改善に自分を導く第一歩です。

ストレスから身を離す

適応障害を直す手っ取り早い方法として、まず自分の身をストレスから離すことが挙げられます。仕事がストレスの原因となっている場合は、思い切って仕事を休職したり、辞めることも検討すべきです。ここで自分に、「仕事を辞めるなんて情けない」とか「仕事が嫌いで自分は甘えているだけかもしれない」と思って無理をすることは、ますます自分を悪い方向へ持って行ってしまう原因となります。「どうにでもなれ。」一見この言葉は無責任な言葉に思えるかもしれませんが、適応障害を乗り切るためには良い言葉ともなります。自分が職場からいなくなることで、業務自体に支障をきたすかもしれませんし、職場の人から非難の声があるかもと心配するかもしれません。しかしそれ以上に大切なのは自分の精神の健康です。必要であれば医師に診断書を出してもらい、職場に提出することも十分可能です。まずは自分の心をよく見つめなおすためにも、ストレスから遠ざかってみましょう。また、子供が適応障害だと分かった場合は、保護者が速やかに問題に気付いて子供のストレスの原因を探ることが大切です。また子供の話をよく聞いて、必要であれば休養をとったり、カウンセリングを受けさせたりすることも大切です。

ストレス耐性をつける

体と心は密接な関係があります。体が疲れている時、女性であれば月経などの体に負担がかかる時期にストレスを溜めこんだりすることによって、いつもなら平気なことが耐え難い苦痛になることもあります。まずは体調を整えることから始めましょう。良質な睡眠や栄養価の高い食事が、体調を整えるポイントになります。また、自分のいる場所を修行の場所だと思っている人もいます。よりよい人生にしていくために、乗り越えていくべき壁なのだとプラスの方向に心を動かしたり、誰に嫌われたって構うものかと、ある意味図太くなることも時には重要です。ストレスから身を離すことも大切ですが、よく考えてストレスに立ち向かっていくことも大切です。